ガーナ人とは、一度話すだけで、昔からの友達のように仲良くなれるのが良い。
今日、モリンガの乾燥葉の輸出手続きに関して、カカオ商社の方から紹介してもらったガーナ人とwhatsappを通じて話していたら、
「このモリンガティーを先日トリニダード・トバコ共和国(カリブ海の島)に輸出する手伝いをしたよ」と、写真を見せてくれた。
写真を見ると、知っているメーカーのものだった。
「あぁ、そのメーカーなら私も知っているわ。狭い世界ね」
と、言うと、
「この前、アメリカに行って、友達の家でお茶を出されたんだ。すると、なんと、出されたお茶が、僕が輸出した、このお茶だったんだよ!ロジスティクスと国際貿易の発達のおかげで、本当に狭い世界になったものだよ」
“One people with different colors”
「違う肌の色をした、同じ民族みたいだよ」
と、彼は、笑った。
ガーナから、カカオやシアバターはこれまでも輸出されているけれども、
モリンガとなると、ガーナから日本への輸入は、私が初めて。
よく輸入されるアイテムではないので、どういった手続きになるか、日本のフォワーダーに何社か連絡をとっても、「ちょっと確認します」と、折り返しになったり。
「現在は、新規の案件を受け付けておりません」という返事がきたり。
本当に受け付けていないのか、面倒そうだから断られたのか、恐らく後者ではないかと思うのだけれど(笑)
見積もりをとるのも、時間がかかりそう。
でも、彼との会話で、こんなやりとりも含めて、何だか、微笑ましく、楽しく思えるようになったのだから不思議だ。
寒くなってきたせいか、ガーナの人の温かさがしみる。
ここを通り抜けたら、素晴らしい世界が私を待ち受けているような気がしてならない。