JUJUBODY1周年に想う

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あっという間の1年で、後半は、当初の目標の半分も達成できなかったし、今年は、大々的なことをせずに、1周年記念の割引クーポンを出すだけだったのだけれども、

 

去年の今頃は、ほとんど直接の知り合いばかりだったお客さんが、

いつの間にか、私が直接知らない人ばかりになり、

しかも、多くのリピーターの方が丁寧に、

「1周年おめでとうございます。これからもお世話になります」とか、

「私にとっては欠かせないものになりました。もっと多くの人に知ってもらいたいです」とか、

「友達にプレゼントしたら、とても喜んでいました」とか、

「友達にも紹介したいので、パンフレットお願いします」とか、

わざわざメッセージと一緒に割引クーポンを使ってオーダーを入れてくれて、

なんだか泣けてきた。

直接、会ってはいないけれど、リピーターのお客さん全員が、

新たに培った友人のように思えて。

外部の人と話しをすると、「化粧品ビジネスなんて、クレーマー多いし大変でしょ」なんて言われるのだけれど、これまで1人もそんなお客さんはいなかった。

そんな話をすると、ものすごく驚かれる。(世知辛い世の中だね 笑)

面白いぐらいに、ちょっと落ち込むことがあると、お客さんから温かいコメントをもらって、その度に、始めてよかったなと思わせてもらいながら、今がある。

普通、ビジネスを始める前には、そのプロダクトのマーケットでの反応を試したりするものだが、

自分が気に入ったものを、単に、日本に紹介したいという一心で突き進んだので、

そんなこと気にもせず、

私の肌には合わないわ〜って声も出るだろうと思っていた。

だから、正直、こんなに多くの人に気に入ってもらえるとは思わなかった(笑)

しかも、普通は、

「買ってくれて、ありがとう」

なのに、

「作ってくれて、ありがとう」

と言ってもらえる。

こんな仕事、なかなかないよね。

素敵な人が、素敵な人を紹介してくれているからだと思う。

だから、この輪が大きくなるのは、とっても嬉しいけれど、

誰でもいいから買ってください、とは思えないのだ。

つくづく、自分は商売人ではないと思う。

でも、JUJUBODYは、私にとって、仕事というより、私の足跡そのもの。

2年前、術後、病院のベッドで、何の心の準備もできないまま日本に戻り、そのまま、戻らざるを得ない現実を突きつけられて、行き場のない空虚感を抱えたことが、昨日のようにも、ずっと昔のことのようにも感じる。

初めて、スープのような食事を口にすることができて、久しぶりに、「味を感じる」ことに喜んでいた日に、友人が出産したという知らせを受けて、そんな小さなことで喜んでいる自分が、急にちっぽけで惨めに思えて、ひどく置いてけぼりにされたようで、何より、素直に人の幸せを喜べない自分がどうしようもなく嫌だったことを覚えている。

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だから、JUJUBODYは、私にとって、とっても大切なもの。

それを気に入ってもらえるのは、私にとって、この上ない喜びです。

 

 

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