イライラしても、心配しても、物事は変わらない。
だったら、気を揉むだけ損。
というのは、私がガーナ生活で学んだことの中で、最も有意義なことで、
以前に比べ、苛立つこともなくなり、どんな状況下でも、リラックスできるようになった。
しかし、最近、そのスタンスでやってきたけれども、どうにも、焦りも苛立ちも抑えられなくなってきた。
ガーナも、そして、日本も、お役所絡みになると、本当に動きが遅い。
絡まずにやれることは、絡まずにやるに限るのだが、どうしても関わらざるを得ず、避けられないこともある。
私が食事に気を使うようになってから、ずっと取り入れているものに、ココナッツオイルとモリンガパウダーがある。
ガーナに行く度に、買ってストックしているのだが、最近では、沖縄産のモリンガ茶やパウダーを販売するところも増え、青山ファーマーズマーケットや、美容・健康関係のエキスポや展示会でも見かけることが多くなった。
大手では、「生活の木」がモリンガ関連の食品を販売している。
でも、使っている部位によるものだと思うが、私が愛用しているモリンガパウダーのほうが美味しい。
同じビタミンでも、自然の食べ物の中から摂れるビタミンと、そこから化合する合成ビタミンとでは、性質が違ってしまう。
故に、私は、サプリメントは好きではないので、植物からそのまま栄養が摂れるモリンガパウダーを気に入っている。
これをきちんと製品化して日本で販売したいとずっと思案していて、JUJUBODYを愛用してくれるお客さんからも、「ぜひ!」という声が上がっていた。
本当は、今頃、販売していたかった。jUJUBODYのローンチ1周年記念に合わせて。
ただ、今回は、ガーナ政府の基金、Youth Enterprise Support という若い起業家向けの無利子ローン(マイクロファイナンスで、年利50-100%のようなガーナでこんな機会は滅多にない)から得た資金で製品を作って、ガーナに還元するような仕組みを作りたかったのだ。
実は、このファンドから、
「来週にはお金を受け取れるよ」
と言われ続けて、半年超。
毎週フォローアップしているが、一向に進まない。
Next week 詐欺か
と、言ってやりたい。
彼らの展示イベントにも、あたかも、ファンドから支援を得て製作した製品かのようにJUJUBODY製品を並べるようにして参加したり(これが大変好評でYESのディレクターもご満悦だった)、もう一押しだということで、前回、ゴールデンウィークにもガーナに行ってプッシュしたのだけれど。
最近になって、打ち解けた内部関係者が、このファンドの懐事情を漏らしたところによると、
何でも、初年度に、大々的にばらまいてしまったが、ばらまいた先の履歴もちゃんと残っておらず、(意味わからないでしょ、渡した先が不明って)
ファンドの申込者に、「あなただっけ?資金受け取ったの?」とか連絡しながら、資金回収しようにも、もちろん、ばっくれられるので、回収できず。
その資金を元に、起業家が何かして失敗して・・・ならまだしも、
そもそも、何の製品もサービスも生まれず、
何も起きなかった
のだという。
ということで、アカウンティング的に、非常にヤバイことになっていて、でも表向きは、継続して機能しているかのように募集しているそうだ。
毎週のフォローアップというのも、ただ、メールや電話でしているというものではない。
実際に、行って、会ってという手間暇がかかっている。
う〜ん、今更、手ぶらでは引けないけど、時間がねえ・・・
Time is money ですからね。
どうしたものかしら・・・