よく、ヨガのクラスで、
“自分と向き合う”
という言い方を聞くのだけれども、その意味がよくわからなかった。
ここ最近まで。
「三角の光を胸から頭上に動かしましょう」とか、ヨガの先生に言われると、
ついつい、
「いや、光なんかないから」
リラックスどころか、むしろ、イラっとツッコミたくなるタチだからだ(笑)
ところが、2月に酷い風邪を引き、やっと2週間かけて治ったと思いきや、
また、3月にも、全く同じような風邪を引き、また治るのに、2週間かかった。
さすがに、なんでこんな風邪を引くのだろう?と疑問に思った。
そうして、振り返ってみると、日本に帰ってきてから、引いた風邪の全部が、
喉を痛める→鼻水が出る/つまる→咳が出る
のパターンだということに気がついた。
熱が出て、だるくて寝込む・・・とかではないのだ。
何でだろう?と考えてみると、ふと思い当たった。
忙しくなると、喉を潤す時間が少なくなる。
私の場合、唾液が出る菅を舌の切除手術のときに結んでいるので、
以前より、唾液量が減り、喉が乾きやすい。
それは自覚していたので、昔と異なり、常に何かを飲むようになっていたのだけれども、
忙しくなると、その飲み物をとる回数が自然と減るのだ。
だから、喉を痛めて、そこから風邪を引くのだ。
また、こんなこともあった。
去年は、花粉の時期、酷い肌荒れで、肌がボコボコになった。
今年は、みんなが「今年の花粉はヤバい」というのを聞いて、初めて、
「え?私、今年、大丈夫なんだけど」と気づいた。
去年と違うのは、今年は、モリンガパウダーを去年の倍、3gぐらい毎日摂っていたことだった。
私なんて、モリンガを販売する仕事をしていながら、馬鹿正直というか、むしろ、単なるバカで、
自分に効いていることに気づきもしないで、
「モリンガティー飲んで、花粉症治ったっていう人もいるんですよ。私は感じないんですけど」
とか、言っていたぐらいだ(笑)
そう、意外と、自分は、自分の体の変化に気づかない、鈍感なものなのだ。
私の周りの人たちも、「あぁ、言われてみれば!眠りが深くなった」とか、
第三者から問われて、考えて、初めて気づくということが多々ある。
「自分と向き合う」ということは、こういうこと、
「自分に目を向けて、変化を察知する、知る」ということなのかもしれない。
そうであれば、「自分と向き合う時間を少しでも、忙しくても持つ」ということは重要で、そういう数分が日常の習慣にあるのは、とても健康的だと思う。