今年に入り、自分でレシピを作って、実際に作れると、今後の商品開発に役立つかなと思い、手作り石鹸の作り方を基礎から習っていましたが、無事、資格を取得しました。
ガーナでは、他の国では高級なシアバターなどの原材料が手に入りやすく、1年中一定して暑いという気候は、石鹸作りに向いています。
コールドプロセス手法の石鹸ならば、作るのに手間暇かかり、乾燥に1ヶ月かかるので、ガーナだからこそできる付加価値をつけ、世界に通用する商品になるのではないかと思ったからです。
今も、コールドプロセス手法で作る石鹸の会社や、石鹸を輸出している会社もあるのですが、一番輸出量が多い会社の商品は、市販の固形石鹸に比べれば良いけれども、感動するレベルではなく、私に言わせると、まあ値段との兼ね合いでいいかなという感じです。
JUJUBODYの石鹸の工房の質とは、正直、雲泥の差です。
でも、お値段も、うちのは破格に良質の原材料をふんだんに使っているので高いのです(笑)
ただ、この工房、顧客が追い回さないといけないぐらい、カスタマーリレーションが欠落していて、もっともっと海外に輸出できるのに、ものすごくビジネスを逃しています。
きちんとした顧客対応ができ、このレベルの商品が作れたら、もっと輸出できるのではないか?と思い、それには、主体的に私がディレクションを取れるように、もっと石鹸作りについて勉強しなくてはならないなと思ったのです。
実際に、石鹸を学び始めると、石鹸作りだけではなく、油脂の特徴を化学的に考察したり、皮膚学について勉強したり、すごく勉強になり楽しかったです。
教えていただいた先生も、自然療法全般にとても精通していて、私の事業のこと、石鹸作りの目的を話すと、とても親身に、惜しげなく、ご自身の知識をシェアしてくれました。
やっぱり、私はツイているなぁと思います。
アロマテラピーや、クレイも勉強したくなりました。
上手く、自然の力を使って、自分の体を整えていくということは、1日にしてはなりませんが、きちんとした知識があれば可能だということも再認識しました。
もっと、色々勉強して、その方法を伝授できるようになればいいなぁと思いました。
そして、これまで感覚的に感じていた、今、扱っている石鹸のレシピの素晴らしさも、化学的な見地から再実感し、やるねえと、生産者を褒めたたえたいぐらいです(笑)
石鹸作りは、本当に奥深くて、使う油脂、気温、湿度でも、全く違い、
知る人ぞ知る、とても難しいパン作りに似ている気がします。