セントラル・リージョンのWinneba (ウィネバ)という町で、毎年5月の最初の土曜日に行われる鹿のハンティングフェスティバル。
かつて、毎年、ロイヤルファミリーから、神に生贄を捧げていたが、ロイヤルファミリーがいなくなってしまうということで、神と交渉し、生贄が、タイガーになった。その後、タイガーを捕獲する際にたくさんの人が犠牲になったことから、生贄が、鹿になり、今の形態になったと伝えられるこのお祭り。
白と赤のグループに分かれ、森でハンターたちが鹿を素手で生け捕りにし、チーフに提示し、その鹿の大きさで勝者が決定する。
朝早くセレモニーが行われ、ハンターたちは狩りに出かける。このハンティングには、誰でも参加できるらしいが、見渡す限り、森らしきものもないwinneba。結構、遠くまで出かけて狩りをするらしい。
この地の出身者をガイドにつけ、狩りなのでいつハンターたちが戻るかはわからないが、まあ午前中に戻ることはまずないからと、前夜際の喧騒の残り香が残る町で、ゆっくり朝食にワチェをとっていたら、既に一組戻ったと伝え聞くことに。
え?・・・見逃したの?
がっかりして、セレモニーが行われた会場を見に行ったら、すっかり寂しい雰囲気に。
ピュアウォーターのゴミが舞う。
あ〜あと思っていたのもつかの間、もう一つのグループが鹿を抱えて戻ってきた。
いつ戻ってくるかわからないから、ある意味、待たずに遭遇できてラッキー。
武器を使わず生け捕りにするというが、足の速い鹿を一体どうやって捕まえるのか。
ハンターは、さすが、皆、良い身体してます。
チーフらしき人が何人もいて、誰が誰だかわらかないが、チーフにもトップのパラマントチーフから、いろいろな階級と役割があるらしい。
とりあえず、チーフらしき人と写真を。直接話しかけては失礼なので、側近らしき人に許可を取る。
ちなみに、彼らが身につけているゴールドは、本物らしい。
この後、この鹿を掲げながら、町中を練り歩く。
このダラダラとしたプログラムがあるようなないようなお祭り。
ガーナらしいじゃないか。
午後には、何が行われているのか全くわからないが、チーフとその家族、ロイヤルファミリーが仰々しく並び、その周りを人々が踊り、どんちゃん騒ぎ。
腰振りすぎなんですけど・・・