「がん」では死なない「がん患者」栄養障害が寿命を縮める

連休中、栄養サポートチームのシステムを築き上げた医師、東口高志氏による著書、『「がん」では死なない「がん患者」栄養障害が寿命を縮める』を読みました。

がん患者の大半が栄養不良(がんに栄養が吸い取られ)による感染症でなくなっているという点に着目し、「食べて治す」という発想をもって、西洋医学との併用で治療をされています。

家族ががんになったら、

生涯、自分の口で食事をし、自分の足で歩きたいと思ったら、

老いが気になり始めたら、

ぜひ読んでもらいたい一冊です。

プロテイン不足で、筋肉がなくなって、歩けなくなってしまうなど、

年配者の「不調」がほとんど栄養障害からきていることも説明されています。

「がん」以外の、老化についてのメカニズムについても、なるほど!とうなってしまう、

読み応えがありながらも、わかりやすい示唆に富んだ素晴らしい良書でした。

読めば読むほど、「モリンガ」との互換性が(笑)

絶対、モリンガ必要。

特に、食が細くなってくる年配者や病人に、絶対に必要!

『奇跡のモリンガ』を出版してから、高齢の女性から連絡をいただくのですが、

驚くほど、皆さん、「眠れないこと」に悩んでいらっしゃいました。

おそらく、ミネラル不足が一つの要因だと思います。

あまり食べられなくなるので、食事から十分に栄養がとれないのです。

一方で、高齢でも元気な方って、ステーキとかペロッと食べたりしますよね。

黒柳徹子さんや、瀬戸内寂聴さんなんかが良い例。

日本人は、長生きですが、寝たきりでない健康寿命はそれほど長くないんですよね。

一方、欧米では胃ろうをしないので、最後まで自分で食べて、歩くお年寄りが多い。

ガーナに至っては、更に多い。

アフリカ=平均寿命が短いと思っている人がいまだに多いですが、

確かに、「平均」で見ると、若くして交通事故にあった場合など

緊急医療が発達していないので、平均寿命自体は短いのですが、

肌感覚だと、お年寄りもたくさんいますし、みんな最後まで元気です。

超高齢化社会を迎える日本で、やはり、薬に頼るのではなく、栄養と健康は繋がっているという認識を普及させること、予防医学の重要性はますます増していくと思います。

その中で、「モリンガ」が、ベースになるような一つのツールになればいいな。

 

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