たまたまFacebookのフィードに上がってきたビデオに目が留まり、観てみました。
America’s Got Talent というアメリカのオーディション番組で、末期がんで余命宣告された若い女性のパフォーマンスでした。
目がキラキラと輝いていて、なんて美しい人なんだろうと思い、実際に歌を聴くと、その透き通るような歌声にとても感動したのでシェアさせていただきます。
彼女のオリジナルの曲 “it’s ok”
日本語では、「大丈夫」といったところでしょうか。
ジェーンは、2017年に乳がんを患い、2018年に寛解します。
しかし、2019年に再発し、余命3-6ヶ月と宣告され、夫は彼女のもとを去りました。
その後、2020年に寛解するも、また肺、脊椎、肝臓に再発転移し、生存率は2%と告げられます。
そんな中で挑戦したこのオーディション番組で自分に言い聞かせるように作ったという “it’s ok”という曲は、2021年iTuneでナンバーワンになったそうです。
余命宣告後、夫が去り、夏にカルフォルニアに引っ越し、自分の名前を変え、気持ちを変え、大丈夫と言い聞かせる、自分のストーリーを歌っています。
「2%は、ゼロじゃない。2%には意味がある。それがどんなに素晴らしいかみんなにわかってほしい」
と、笑顔で語っていました。
その後、体調が悪化し、治療に専念するために、途中でオーディションを棄権。
2022年2月19日に31歳で亡くなりました。
“You can’t wait until life isn’t hard anymore before you decide to be happy.”
「幸せになろうと決めるのに、人生が困難でなくなるまで待つ必要はありません」
と、パフォーマンス後に語った言葉が胸に残りました。
偶然、この曲に出会えてなんてラッキーだろうと思ったので、ぜひ、皆さんにも聞いてもらいたいなとシェアさせていただきます。
悩んでいるとき、辛いことがあった時に、ぜひ、聞いてもらいたい曲です。