イースタン・リージョンに位置する、アクラ中心部から車で1時間未満で到着するAburi botanical gardens (エイブリー・ボタニカル・ガーデン)は、マイナスイオンたっぷりのとても美しい場所だ。
アクラからこんなに近くに癒しのスポットがあったとは。
Aburiは、ガーナの富裕層の別荘などが立ち並ぶ場所で、大統領の別荘も存在する。
評判の良い学校もあり、軽井沢のような(ちょっと言い過ぎかしら?)治安の良さそうな落ち着いた雰囲気だ。
アクラモールの前のLiberation roadをそのまま真っ直ぐ進み、山のり、ちょっと標高が高く、そこまでの道は、植民地時代に作られたという。古い道の割には、大してメンテナンスもされていないだろうに、他の場所に比べて状態が良い。
1890年に開園したこの植物園は、エントランスこそまるで裏口のようだが、中の植物園は圧巻だ。
外国の要人が植林をしにきたり、子供たちの遠足の場所であると同時に、カカオ生産を促進する役割も果たしており、ここからカカオの苗が供給されていたり、カカオの栽培研究なども行われているという。
ガイドもつけられる。ただし、どこでガイドを要請するとかそんなシステマティックな様相も、特に決まったガイド料もないので、自分でガイドを見つけて、案内をしてもらった後に心づけを渡す感じだが、広い園内をくまなく把握、植物の特徴、植物園の歴史に精通しており、ガイドをつけるとよりボタニカルガーデンを楽しめると思う。
モリンガについても、新しい情報をもらい教えてもらった。
カカオの実も木からもいで食べさせてもらった。日本の植物園じゃ、こんなことまずできないだろう(笑)
ガーナの土地と気候では、東南アジア、オセアニア原産のスーパーフード、ノニも生育できるそうで、最近では、ノニの栽培を始めている人もいるという。
JUJUBODYの原材料となる植物の全てが、このガーデンにも集約されている。
この地に戻って、JUJUBODYのプロダクトも、なんだか嬉しそうに、生き生きして見える。
ガーナに行ったら、ぜひ一度、訪れてもらいたいスポットだ。