久しぶりのブログ更新になります。
最初は、この話をオープンにするのはどうかなと思っていました。
彼のプライバシーもあるし、悲しいニュースを聞くと、聞いた人も気分が沈んでしまうので。
でも、今は、正直、背に腹はかえられず、膨大な治療費を集めないといけないし、私一人ではできないし、となると、その当人の話をせずにはいられないし。
少しでも多くの人に協力してもらったほうが良いので、シェアさせていただきました。
JUJUBODYのロゴもデザインしてくれた、いつも現地で写真やビデオ撮影をしてくれるクリエイティブディレクターの友人チャールズが、悪性リンパ腫を患い、ご家族がアメリカでの治療を求めて、治療費を募ってクラウドファンディングをしています。
私が、ガーナに住んでいた当時からの付き合いなので、9年になります。
私が、がんかもしれないと着の身着のまま検査のために日本に戻ってきたときには、代わりに残してきた犬の世話もお願いしました。
優しくて、クリエイティブな才能に溢れていて、信頼できる友人の一人です。
JUJUBODYの事業のことも、とっても応援してくれていました。
彼に、パッケージデザインを褒められるのは、特に嬉しかった!
数ヶ月前のガーナ出張で、ちらっと今回は事情があり地方旅に参加できなかったとインスタでお伝えしたチャールズでしたが、実は、今年初めから、非ホジキンリンパ腫を患って、化学療法を受けていました。
最近、もうガーナで治療できることはないので、海外での治療を考えた方が良いと医師から助言されたそうです。
いつもどこかで助けを求めている人が世界にはいて、面識のない人へ直接寄付をするのは、ハードルが高いと思います。
自分が使えるものもついてくるなら、協力しやすいのでは?と思い、皆さんに協力を求め、3日間のJUJUBODYの売上を寄付することにしました。
ガーナ出張時、再会した初日には、首に大きなコブがあり、顔色も悪く、驚き、すごく心配しましが、抗がん剤治療が始まると、その最中は具合が悪くなるものの、そのあとは、腫瘍がひき、呼吸がしやすく目眩や倦怠感も和らぐということで、傍目からみても、顔色も腫れも変わっていました。
「じゃあ、薬に反応しているってことだから、大丈夫だよ!」と楽観的に励ましていました。
ただ、少し経つと戻ってきてしまうため、薬の量を増やし、強くして治療をしていくことになったということでした。
これまで、「誰にも言わないで」と言っていたのが、近しい友人には事情を打ち明けるようになり、人に助けを求められるのは良いサインだなと思っていました。
これまで食べるものにも気を使わなかったし、不摂生もしてきたし、すごく心配性で思い詰めるタイプだし・・・と。
「今は辛いけれど、きっと後から振り返った時に、病気をきっかけに自分を振り返れて、より良い人生が送れるようになったと思えるようにきっとなるよ!」と話し、信じて疑わず、別れたのが4月末。
ガーナ現地での抗がん剤治療も、1回2000ドルと高額で、治療費も稼がないといけないし、何かしているほうが気が紛れるからということで、編集の仕事をお願いしていましたが、連絡がつかなくなり心配していると、抗がん剤の影響で免疫力がなくなって感染症にかかり、無菌室に入院していたことがわかりました。
退院できるようになったから、編集して送る。遅くなってごめん。
と言っていましたが、また連絡がつかなくなった6月。
らしくないなと思いつつ、大変だから仕方ないと思って、それ以上の連絡を控えていましたが、まさかそこまで状況が悪化しているとは思いませんでした。
ガーナの友人からご家族がアメリカでの治療費を求めてクラウドファンディングを行なっているという知らせを聞いて、ショックでした。
非ホジキンリンパ腫は、抗がん剤での治療が一般的なようで、予後は悪くないと目にしたので、きっと薬を調整して、大丈夫だろうと信じきっていました。
でも、今、ガーナでできる治療はないと言われ、どんなに怖い思いをしていることでしょう。
かける言葉も見つかりません。
レアでアグレッシブなタイプのようですが、日本で治療していたらどうだったのだろう、もしかしたら、今頃、治っているかも?と、そんなこと考えても仕方ないのですが、考えてしまいます。
調べてみると、抗がん剤治療も、日本では、保険なしの全額負担でも、ガーナで受ける治療費と大差がないようです。
悪化する前に、最初から海外で治療をしていたら・・・
海外で治療する必要のない、日本だったら・・・
こうして彼が直面している現実を前に思うのは、私自身が今こうして元気でいられるのは、日本で生まれたその恩恵をあずかっているからに他ならないということです。
最短で最適な治療を受けることができたゆえの幸運。
なのに、自分がラッキーだったからって、無責任に楽観的なこと言っちゃったよな・・・とも。
いつもどこかで助けを求めている人が世界にはいて、みんなを助けることはできないし、キリがないし、面識のない人へ直接寄付をするのは、ハードルが高いと思います。
私にできることはないか考えて、ふと、自分が使えるものもついてくるなら、協力しやすいのでは?と思い、皆さんに協力を求め、3日間のJUJUBODYの売上を寄付することにしました。
こういう時、前澤さんみたいにお金がいっぱいあったら、パッとあげて、治してこい!って送り出せていいなあと思ってしまいますが(笑)、僅かでも、今自分にできる精一杯のことをしたいと思います。
そもそも、JUJUBODYを立ち上げたのは、もともと自分の大事な人たちにモリンガを通じてセルフケアの大切さを伝えたいと思ったから。
そのJUJUBODYのお客さまのご協力を得られるのは、幸せなことです。
明日までの売上分を全額治療費に寄付します。
親身になってくださり、「ぜひ、治療費に協力させてください」とか、「回復を祈っています」とご丁寧にメッセージもお寄せいただき、ご注文いただいた皆さまに心から感謝致します。
優しい人がいっぱいいるなあと、朝から私の心も温かくなりました。
誰かのためにもなるなら、ちょっと試してみてもいいかなと思ってくださる方。
そういえば、しばらく買ってなかったな。この機会に、また買ってみようかなと思ってくださる方。
買ったばかりだけど、そのうち使うから、ちょっと多めにストックがあってもいいかなと思ってくださる方。
せっかくだから、寄付になるなら友達にプレゼントしてもいいかなとか。
ぜひ、Pay it forward の精神で、ご協力いただけると嬉しいです。
よろしくお願い致します。