未精製の赤いパームオイルは、体に良いオイル

10845914_10153483243045719_3291550182469859683_nガーナの料理には、スープやシチューに、パームオイルがよく用いられる。西アフリカの料理には欠かせない必需品だ。

赤いスープは、トマトと赤いパームオイルがもとになっている。

そして、彼らは、このパームオイルを、日本人の感覚では信じられないほど、ギョッとするほどドボドボ注いで料理を完成させる。

とても美味しいのだが、初めて作っているところを目撃したときにはゾッとしたほどだ。

「これは体に良いんだよ。赤いパームオイルは体にいいからいくら摂っても大丈夫だけど、黄色い精製したパームオイルは体に悪いからダメ」というガーナ人を、「赤いパームオイルだって、オイルなんだからこんなに摂って体に良いわけないだろう」と、全く信用していなかったのだが、入院中、食事療法を調べる中で、彼らのその主張が実に正しいことが判明した。

私が採用することにしたケトン食療法は、ガンのエネルギー源となる糖質、炭水化物を減らし代わりにタンパク質や脂肪を増やしてエネルギー源とする食事で、脂肪が分解されてケトン体が体内で作られ効果を発揮するというもの。この脂肪燃焼を効果的にするためにココナッツオイルを1日60-90g摂取することを推奨している。

私の場合は、食事療法自体がストレスにならないよう、炭水化物を摂る場合は1日1回まで(なるべく玄米などにする)、フルーツはビタミンなども摂れるので、フルーツの糖分は気にしないなど緩やかなものにアレンジした。

欧米では病院でもこの食事療法を用いるところもあり、英語で検索すると様々な文献が見つかる。

しかし、ココナッツオイルを1日60-90摂るというのは、かなりの量だ。スープにドボドボ入れて、そのスープを飲んでちょうど良いぐらいの量である。そして、実は、ココナッツオイル(これも未精製のものが体に良い)と、この赤いパームオイルは、成分がほとんど一緒なのだ。

赤いパームオイルは、未精製のパームオイルで、β-カロテンが豊富に含まれるが、精製したパームオイルは、黄色で、精製段階でβ-カロテンが奪われてしまうという。

化学的な根拠を知っているとは思えないが、彼らの経験から培った教えは正しかったのだ。

オイルをたくさん摂取するとコレステロール値が上昇するのでは?と懸念される方もいるだろうが、実際に、ココナッツオイルをたくさん、モリンガパウダーを1日1匙摂る生活を1年ほど続けているが、体調はとても良く、血液検査の結果は全てパーフェクトと太鼓判を押されるほど良好だ。

よくよく考えてみれば、手術後、風邪一つ引いたこともない。

オイル=悪という概念は、刷り込まれたもので、良いオイルと悪いオイルがあるということを認識し、やはり自然の栄養価が含まれる未精製オイルを摂取していくべきだと思う。

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