2016年1月29日(金)午後9時からテレビ朝日で放送された「世界の村で発見!こんなところに日本人」で、モザンビークで奇跡の木モリンガを栽培する日本人男性が紹介され、同時に、モリンガが大流行の兆しと紹介されました!!
昨年も幾つかの番組で、ちらちらと、モリンガで出てきましたが、これほど、大々的に「モリンガ」が栄養価が非常に高い食物として、その栄養価についても触れる形で、テレビで紹介されたのは初めてかも。
何人からか、「今、モリンガがテレビに出ていたよ!」と連絡もいただきました。
ここでは、ビタミンが人参の3倍、カルシウムが牛乳の10倍、食物繊維がほうれん草の15倍ということですが、これだけじゃなく、ビタミンA、B、C、E、D、鉄分、葉酸、アミノ酸、ポリフェノール、カロテン、亜鉛・・・と、とってもたくさんの数え切れない覚えられない栄養素が詰まった植物なのです。
モデルの森星さんも、「モリンガ、好き!」と、モリンガ入りのバナナスムージーを愛飲している(あら、私と一緒❤️)と番組内で紹介しながら、「オイルがあるの知らなかった!」と言っていましたね!
ミランダ・カーもモリンガファンだとか。(なんだか、すっかり、スーパーフード=ミランダ・カーの図式ができあがっていますが 笑)
そうなのです。
モリンガオイルは、珍しいのです。
この実の中にある種からオイルは抽出されます。
日本に入ってきているモリンガティーは、マレーシア産などが多いですが、先日の国際化粧品展でも、マレーシアの商社の方が、「モリンガはマレーシアにあるし、知っているけど、オイルはマレーシアにはない!」なんておっしゃっていました。
インドやエジプトでは昔からモリンガオイルが存在していましたが、ガーナもそうですが、多くのモリンガを日常的に食する国でもモリンガオイルは、珍しいのです。
モリンガを知らないガーナ人はいませんが、モリンガオイルを知らないガーナ人はいます。
「モリンガにオイルがあるの?」
という反応が多いです。
ただ、あのVTRを見てみると、気候に合った種を栽培を・・・などと、ちょっと苦労がありそうな雰囲気で、モザンビークでは、もともとモリンガが地元の文化に根付いていないのかな?という感じがしました。
ガーナでは、ハマターン(砂嵐のようなもの)で芽がやられなければ、あとは、過酷な環境でも勝手に育つ生命力の強い木だからです。1年で5m成長します。
あの、まずくて食べられなかったという葉をすりつぶしたモリンガカレーは、ガーナでは、見ないですね。ガーナ人、味にはうるさいし。
この若い実をスープの具として入れたり、葉のパウダーをトマトベースのシチューにかけたり、「体に良いもの」を美味しく食べられています。
私がモリンガを日本で知ってもらいたいのは、貧しい人のためにということではなく(人のために何かができる人間ではないし、そう言ったら嘘だと思う)自分が感動したその素晴らしい植物を知り、その恩恵を受けてもらいたいから。その先に、それによって、現地での雇用が生まれ、現金収入が落ちるという良い連鎖が広まれば、一石二鳥だなと思うのです。
西洋医学を否定するのではなく、ただ、安易に頼るのではなく、自然の恵を軽視せずに生活に取り入れて暮らす、その日本では薄れてしまった、アフリカの素敵な文化をJUJUBODYを通して伝えたいのです。