骨盤底筋のケア

最近ハマっている骨盤底筋のトレーニング。

骨盤底筋に興味を持ったのは、2年ぐらい前でしょうか。

レディースクリニックに勤める母と話していて、尿漏れや子宮脱に悩む女性が多いことを知ってからでした。

子宮脱とは、骨盤底の筋肉と靭帯が伸びて弱まり、子宮を支えられなくなって、子宮が下に降りてきて、膣の外へ飛びててしまうというもの。

痛くはないようなのですが、不快でクオリティ・オブ・ライフに支障をきたします。

それまで、子宮脱なんて病名を知りもしなかった私は、話を聞いてなんて怖いと驚いたものです。

日本では、和式トイレを使っていたり、しゃがんで床掃除をしたりする習慣があったので、自然と鍛えられていたようなのですが、生活習慣が変わった今は、日常生活の中で骨盤底筋を鍛える機会がなくなっているようです。

フランスでは、出産後、保険で骨盤底筋のトレーニングが一般的に受けられるそうです。

去年、ガーナ渡航時にフランスに寄って、調べてみたいなと思っていたのですが、コロナで断念。

そんな私に訪れたのが、週5回通っている岩盤浴でのマグマヨガで、骨盤底筋を鍛えるクラスとの出会いでした。

他のエクササイズと異なり、感覚的なもので、外から正しく行えているかわかりづらいのが難点ですが、エクササイズ自体はシンプルそのもの。

足が体の真ん中にくるように姿勢を正して座り、息を吐きながら、お腹の中心、膣に向けて腹圧をかけ、かけきったら、息を吸って緩めるというもの。

これを何度か繰り返すと、体が熱くなり、かなり疲れます。

半信半疑で始めましたが、翌日にお腹周りがスッキリ。

これはすごい!とクセになりました。

1日5分、10分のトレーニングを、2、3週間続けるだけでも、違いが出てくるそうです。

お風呂から上がった瞬間に膣からお湯が出てくる人は、骨盤底筋が衰えているサインなのだとか。

骨盤底筋を鍛えると、将来の尿もれ予防や、下腹ポッコリの解消にもなります。

出産経験のある女性だけでなく、エイジングケアに誰もが取り入れるべきトレーニングだと思いました。

ぜひ、皆さんも試してみてください。

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