国産だと思ったら、大間違い

私は、ハチミツが大好きです。

シングルオリジン(蜜源が一つのもの)のハチミツを何種類も常備して、楽しんでいます。

おすすめは、たんぽぽとレザーウッド。

一般的な百花蜜(色々な蜜源が混ざったモノ)や、アカシアなどとまた違ったハチミツの味わいに、ハチミツって奥深いなと大好きになりました。

先日、日本の養蜂家の方とお話する機会があり、国産ハチミツの実態について教えていただきました。

今、日本ではハチミツが以前の半分ぐらいしか収穫できないそうです。

それは

農薬のせい。

ハチが飛行するのは、だいたい2キロ圏内。

その周辺が汚染されていると、ミツバチは、巣箱に戻る直前に生き絶えて死んでしまうのだそうです。

その姿を見ると可哀想でねぇとおっしゃっていました。

日本でも、かつてはシングルオリジンのハチミツがとれたそうですが、今はもう難しくなっているそう。

また、国産ハチミツの中に、

中国産ハチミツが混ぜられていることもあることをご存知でしたか?

例えば、国産ハチミツ51%、中国産ハチミツ49%、

これでも国産と表示できてしまうのです。

一般の消費者があまり知らない食品産地表示の穴です。

だから、私は、そのメーカーをよく知っていて、絶対に混ぜていないと思えない限り、

外国産のハチミツをニュージーランドやヨーロッパ産のハチミツを好んで選んでいます。

この養蜂家さんは、

「天然のものに、うちは絶対に混ぜ物なんかしない。これは社長のポリシーだから」

ぜひ、養蜂場を見に来てくださいとおっしゃっていました。

花の時期に合わせて、転地しながら養蜂するそうなのですが、

何分、天然モノですから、ミツの量は不安定。

大変な上に、稼ぎにならないので、代が変わると商売を閉じてしまう養蜂家さんも多いそうです。

それでも国産ハチミツを守りたいので、健康商品事業なども一緒に行いながら、国産ハチミツの養蜂事業を続けてられているそうです。

ちなみに、「山田養蜂場は、養蜂なんかしていないよ」と(笑)

4-6月、岐阜の養蜂場で養蜂をしているそうですが、実際に足を運んで、本物の国産ハチミツ食べてみたいなぁ。

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