週末、MBA時代の友人の結婚式に参加するため、オランダに渡航した。
オランダでの宿泊は、いつも友人宅。空港まで迎えに来てくれる。
空港を出たところで、待っていてくれる人がいるっていいなあと思う。
今回は、たまたま空港に居合わせた前プログラムマネージャーと、空港近くのオフィスで働いていた友人と、下宿させてくれる友人の3人がいた。
Homeって、私なりに定義するならば、帰りたいと思う人がいる場所、自分を待っていてくれる人がいる場所だと思う。
Good to be home
オランダに降り立つとそんな気分になる。
たまたま滞在中に予定されていたMBA Weekend (MBA候補生の体験イベント)に参加するため、卒業以来2年ぶりにキャンパスへ戻った。
キャンパス内ホテルに滞在できたため、遅くまでバーで遊び、Old good daysを思い出す。
二日酔いで朝食に間に合わない友人をよそに、時差ボケで大して寝てなくても爽快な私は、一人、キャンパス内を散歩。
天気が悪い日が多いオランダにおいて、非常に珍しいほど清々しい綺麗な冬の日だった。
1時間に2本(週末は1本)のバスの時間に合わせ、寮から長く続くこの道を何度走ったことだろう。
私からの候補生へのアドバイスは、「MBAプログラム選びは、自分が何を求めているかによる」ということだ。
ただ、キャリアに箔をつけるためにMBAをするならば、断然、MBAランキングで上位の国際的に名の通ったスクールが良い。Nyenrode は、クラス規模がそもそも小さいので、人数が引っかかってランキング外になることもあるし、生徒数も少ないので、オランダ以外ではあまり知られていない。
でも、オランダで働く可能性を残したいならば、Nyenrodeは、”the school” 知る人ぞ知るオランダでは最もprivilege 名誉な学校だし、欧州で働きたいという場合にも、欧州の中で景気が良く、英語だけで職が得られるオランダはゲートウェイとして最適だ。
そして、この学校の売りは、全員キャンパスで24時間過ごす「仲間との蜜の濃さ」にある。
どれだけバックグランド、思想、嗜好が違っても、口論しても、「愛情」が生まれお互いを慈しむことができるという世界平和の縮図を身をもって体験できたのは、何ものにも変えがたい私の一生の財産だ。
だから、「教育」が必要なのだ。
“Reward for life”
ナイエンローデのキャッチコピーは、見事にそれを表現していると思う。
いつもクラスで一番チビの私は、写真はセンター(笑)