ガーナ出張に行きます

緊急事態宣言明けから、ずっと準備していたガーナ出張。

アニバーサリー時には注文が殺到するし、講演予定もあるし、ベビーシッターならぬドックシッターの予定もあるし、11月末が決算だし・・・と調整しつつ、帰国後の自主隔離もしやすいし12月初旬にしようと決めて、国内のコロナ感染者数も劇的に減って、ちょうど良いなと思っていたら、突然の変異株の出現で、事態が一変。

なんだか最悪のタイミングとなり、一瞬、どうしようかと予定変更も考慮しました。

しかし、モリンガの生産者ポールの後任者とはこれまで一度も会ったことがないことを考えると、これまでの常識が通用せず、注文したら全然違う状態のものが届く・・・なんてこともあり得えます。

いつもの馴染みの顔が変わらぬ仕事をしてくれるか、ポールの墓前にも挨拶したいし。

シアバター石鹸も、モリンガ&シアバターソープ、ティートリー&セージシアバターフェイシャルソープは1年以上欠品になっていますが、他に案内していたローズクレイ&シアバターソープ、スウィートアーモンドオイル&シアバターソプなどのシアバター石鹸も、残りあと数点の在庫となっています。

他の石鹸は使えませんというぐらいに愛用してくれているお客さまもいらっしゃるので、こちらも現地で打ち合わせが必要です。

今後、ガーナへの入国が厳しくなることもあり得るわけで、行ける時に行かないといつになるかわからないと、商品の製造、提供にも影響が出るので、思い切ってフライトが飛ぶ限り行こうと決めました。

石鹸に関しては、実は、輸入に結構複雑な事務が絡みます。

同じ製造ロットの石鹸を数点日本に持ち込み、安全性の検査などを行い、輸入許可を取った上で本商品の輸入となります。

このサンプルの輸入、以前は、1キロや6000円ぐらいで輸入できたのですが、今では、なんと、約35,000円。

コールドプロセス製法の石鹸は、作ってから使えるようになるのに1ヶ月ぐらい乾燥に時間がかかるため、新たな石鹸などを試しながらレシピを完成させる工程は何度も何ヶ月に渡ってやり取りが必要で、往復する必要があり、とても時間とコストがかかります。

今回は、事前にこんな感じでと話をしてサンプルを作ってもらっているので、現地で試して、最終決定するというプロセスが行えるので、これでなんとか年初に本商品を入荷したいなと考えています。

幻冬舎Plus の連載でも書かせていただいて、密かな(?)ファンも多い、ソーパーのグラディですが、実は、彼女はここしばらく仕事を休んでいました。

幼い双子のお嬢さんの一人を闘病の末、難病で亡くしたからです。

コロナ前の最後のガーナ出張時に、私も会わせてもらい抱かせてもらった赤ちゃんで、かける言葉もありませんでした。

そんな事情もあり、この輸入コストが非常に高い中で無理を言って作ってもらうよりも、待ってタイミングを見ようと思っていたら、今回の出張日程を決める際に連絡すると、仕事復帰したとこれまでみたことないぐらいやる気に満ちていました。

そうそう、コロナ渦で始まった自社農園プロジェクトも、ようやくモリンガが育つようになりました。

まだ投資ばかりですが、こちらもきちんと自走できるようにじっくりと話し合いをしたいと思います。

個人的には、この農園の生のモリンガを食べるのが楽しみです。

インスタグラム@jujubodyで、普段あまり使っていませんが、現地の様子をliveなどでもお伝えできたらと思っておりますので、ぜひ、フォローしてみてください。

明るい前向きな人ばかりに会えるガーナは、とても元気をもらえる場所です。

また、余分なことが削ぎ落とされ、生きる上で大切なことを教えてくれる場所でもあります。

皆さんにも、そんなアフリカから前向きなエネルギーをおすそ分けできればと思います。

 

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