夏本番!
毎日の暑さに、グッタリされている方も多いのではないでしょうか?
18日には、熱中症の疑いで亡くなられた方が10人もいたとか。
そういえば、ガーナで、暑さで亡くなるって人、聞いたことないなぁとふと思いました。
まあ、亡くなった原因が脱水症状だったとか、気づいていない例もあるのかもしれませんが。
街中、至るところにお水は売っているので、
お水を飲みながら歩いている人は多いです。
そして、何より、みんな
無理をしない。
東南アジアなどでも旅行に行くと、みんな木陰で何してるのかな?
仕事してないのかな?
という光景、ありますよね。
でも、それが正解なんですよね。
あんなに暑い中で、動き回るのは、危険だからなのです。
シアバターの産地ガーナ北部のタマレは、毎日こんな感じの暑さです。
(ヒートアイランド現象のせいで、街中は、体感温度が実際の気温よりも高い気がしますね)
いや、正確には、38-40度ぐらいなので、気温はもっと高いです。
だから、早朝、日の出と共に動き始め、
朝7時ぐらいからシアバター工場は稼働し始めます。
そして、お昼過ぎになると、解散。
夕方まで働きづめには、しないのです。
私も、タマレで生まれて始めて、熱中症の症状を体験しました。
ひどいめまいと頭痛、体の火照りを感じて、これが、熱中症だな、やばいなと思ったものです。
のんびりしているようですが、その地に合った暮らし方というものが、やっぱりあります。
「疲れた」という体の声に、ついつい精神論で対処しがちですが(私も昔はそうでした)、
「疲れ」は、体からのサイン。
無視せず、耳を傾けることが重要ですね。
夏は、立派な亜熱帯性気候に突入した日本も、
無理のない働き方を考えたほうが良さそうです。