オランダ人は、燃費と効率を考えて、小さな車に乗る人が多いです。
190センチの身体で、小さな車に身体を曲げるようにおさまっている様子を見ると、
何だか可笑しくて、もう少し大きな車に乗れば良いのにと思ってしまうのだけれど(笑)
オランダでは、2025年からは電気自動車(EV)以外の車両販売を禁止するといいます。
九州ほどの国土という小さな国ならではのメリットもあってでしょうが、
オランダでは、電気自動車の充電設備が充実しています。
街中でも、こんな風に路駐中に充電している車を発見しました。
着実に電気自動車の普及は進んでいるようです。
環境問題意識が高く、古くから、迫害されてきた人(プロテスタントなど)を受け入れてきたオランダは、先進的で寛容です。
アンネの日記で有名なアンネ・フランクも、ナチスの手を逃れるため、オランダに逃げて隠れ家で生活していましたね。オランダは、とても合理的で、クリエイティブ。
そんなオランダのトリビアを有名どころから、ご紹介します。
*世界一の高身長
オランダ人男性の平均身長は、184センチ。女性でも、なんと平均身長は171cm。
171cmって日本人男性の平均身長ですね・・・
平気で200センチ近い男性がいっぱいしますし、女性も180センチがざらにいます。
酪農国で、乳製品ばっかり食べているからとか言われていますが、実際なぜなのかは解明できていないようです。
*自転車保有率世界一(1人あたり約1.1台)
日本のように、子供を後部座席に乗せてた自転車が、日本ではあまり見ない凄まじい速さで自転車レーンを爆走していきます。
*マリファナ個人使用合法
最近でこそ、アメリカの一部の州で合法になりましたが、オランダでは1990年代後半からマリファナの個人使用は合法です。
薬物の全面的排除は非現実的と考え、ハードドラック(コカインなど)と身体的・精神的中毒性が低いソフトドラック(マリファナなど)を明確に分け、マリファナ以外の薬物の使用を抑制しようという試みです。
オランダで、Coffee shop 「コーヒーショップ」というと、コーヒーを出すカフェではなく、マリファナが吸えるところですので、お気をつけ下さい。
アムステルダムには至るところにあります。
オランダに行くまでは、マリファナを見たことも嗅いだこともなかった私ですが、今では、マリファナの臭いが感知できるようになりました。
King’s dayなどのお祭り時には、若い人だけでなく、いい年をしたおじさん、おばさんも吸いながら歩くぐらいなので、街全体がマリファナ臭になります。これには、ビックリ。
心なしか、オランダからの帰国便時には、
成田空港の警察犬の頭数が多い気がするんだよなぁ・・・
そして、何もしていなくても、服にいつの間にか臭いがうつって犬に吠えられないか、ちょっとドキっとします(笑)
*ニューヨークのハーレム、ブルックリンは、オランダの町にちなんだ名前
アメリカ合衆国がイギリスから独立したことは皆さんご存知でしょうが、
実は、イギリスの前にオランダがニューヨークを占領していたことを知っていますか?
ハーレム、ブルックリンは、オランダの町の名前にちなんで名付けられた町名なのです。
オランダは、海洋貿易国です。
「水を見るとボートで漕ぎだしたくなる」と言われるほど、オランダ人は、航海旅好き。
実は、南アフリカなどアフリカの国々も、最初に辿り着いたのはオランダで、
後からやって来た軍事力の強いイギリスに奪われる・・・というパターンが多かったのです。
*売春合法
飾り窓が有名ですね。
「禁止にしたってなくならないんだから、だったら、ちゃんと法整備して、性病検査を義務付けて税金徴収した方が健康的でしょ」という考えに基づいています。
*自動車教習代は、セックスで払ってもOK
これには、私もビックリでしたが、「本人同士が良いなら、いいんじゃない?」に基づいているようです。
どうひっくり返っても、日本でこれがOKになることはないだろうなあと、
オランダの懐の深さ?を見せつけられました(笑)
どうですか?ご存知でしたか?
全部知っていたら、あなたもオランダ通です。