縁を繋いでいくこと

遅くなりましたが、10月3日に開催された「森永アクセラレータープログラム2017」のビジネスコンテストにおいて、優秀賞を受賞し、森永製菓のアクセラレータープログラムに選出されました。

ビジネスコンテストに参加した153件、優秀賞を受賞したチームは6つ。

そのうち、4人は女性起業家という、非常に珍しいケースだそうです。

書類選考、面接を経ての、4分15秒のピッチ。

英語にも内容を翻訳して、友人に見てもらい、フィードバックをもらい、

とても短いので、話す言葉を推敲して、時間内に収まるように何度も練習し暗記しました。

暗記がいいか、スクリプトなしがいいのか(普段のプレゼンはこっち)、悩んだのですが、

「まあ、私、女優だったし」、(中学校の演劇で 笑)

暗記しよ。

スティーブ・ジョブズっぽくやろう

と思い、

「でも、暗記ってふっと最近言葉が飛んだりするけど、そうなると短い時間でリカバリーできないのよねえ」なんて、話していたら、その通り、本番で、ポンと抜け、

フリーズ。

さっさとスライド見て、適当に戻って話し続ければいいのに、ヤバい、ヤバい時間切れになると思いが巡りすぎて、

更に、思考が止まる(笑)

どうやって、最後のスライドまで辿り着いたのかわからない、自分史上最悪のピッチ。

その話しをガーナのパートナーにしたら、大爆笑。

「おまえ、メモ見なかったのか?」

「見ないよ、そんなの。ピッチだよ。ピッチは見ないでしょ。

短いし、覚えたから必要ないと思って。

あなたも読んだでしょ、私の感動的な原稿。

私は、スティーブ・ジョブズになるはずだったのよ」

「あれなぁ・・・暗記は俺も経験あるけど、ふっと抜けるんだよ。覚えていても、ふっと抜けたりするから、もしもの時のために、ああいうのは必ず対面にカンペ出す奴、待機してるんだよ」

!!!!!!

早く言ってよ。

ということで、女優にも、スティーブ・ジョブズにもなれず、

自分の中では、手放しで喜べない感じだったのですが、なんとか、主旨は伝わったのか、無事、選んでいただき、まあ、終わりよければ全てよしということで、次回に活かしたいと思います。

最近、人の縁というものを実感することが多く、

今回、一緒に受賞した1人は、実は、JUJUBODYのローンチパーティーにも参加してくださり、一番最初にお取り扱いいただいたネイルサロンのオーナーさんでした。

プログラムを運営する01booster のスタッフの中にも、私がガーナにいた頃から書いていたブログを読んでくださっていた方がいたり・・・と、人との縁を感じずにはいられませんでした。

ついこの前、「私、もう頑張れないかも・・・」と落ち込んでいたというのに、予想もしないワクワクする展開に。

あの落ち込んでいたときにも、お客さまから励ましの言葉をいただき、友人、先輩からも連絡をもらい、こんなに応援してくださっていた方がいたんだと、気づかせてもらう、きっかけになりました。

JUJUBODYを手にとってくださった方は、1週間後にまた別の商品を試したいと注文してくれたり、ご友人に薦めてくださります。

そんな様子を目の当たりにして、

縁を繋いでいくということが、事業をする醍醐味、面白さなんだなと思うようになりました。

日本中の人に「モリンガ」を知ってもらい、ガーナの生産者にインパクトを与えられるだけのボリュームを買い付けられるようになりたいです。

ロッテが「ガーナといえば、チョコレート」と日本市場に刻み込んだように、「モリンガといえば、ガーナ」という構図を作れたらいいな。

このプログラム期間に終わらない共創が今後できるように、この与えられた機会を活かしていきたいです。

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