年末、ちょっと早くお休みに入り、ポルトガルにやって来ました。
リスボン、シントラ、ポルトを巡りました。
これまで行った国の中でも特に、可愛いもので溢れた街で驚きました。
カトリックの国は、物欲が刺激される気がします。
ポルトガル人は、タコをよく食べる(欧米人の多くは、タコを気味悪かって食べませんが)という印象があったのですが、タコだけでなく、魚、シーフードをよく食べてビックリ。
魚をモチーフにした可愛い雑貨もたくさんあって、日本人以上にシーフード愛があるかも?と思いました。
デザイン性に優れた雑貨やインテリアが可愛くて可愛くて、しかも、リーズナブルなものが多かったです。
今回の旅で、楽しみにしていたのが、クラウス・ポルトという石鹸屋さん。
タイでいう、HARNNのような立ち位置のブランドでしょうか。
日本では、高級石鹸屋さん(1個20ユーロぐらい)と紹介されているのですが、グーグルで見ると、香水専門店と出てくるのです。
お店に行ってみて、よくわかりました。
包装紙などがとっても可愛いのですが、香水のように香る石鹸で、匂いがキツく、表面はつるんと、機械練りだなあという感じ。
どうだろう。昔だったら、いいなぁって思ったのかなぁ・・・
プレゼンテーションは素晴らしいけれども、どうしても匂いがキツくて、買いたいと思えず、結局、選べずに、お店にいるのも辛くなり、すぐに出てしまいました。
代わりに、ウィークエンドマーケットで、非加熱のピュアはちみつ(栗やローズマリーのシングルハニー)や、オリーブオイルや、ハニー石鹸などを大人買い。
クレオパトラが愛したというロバのミルクの石鹸も購入。(クレオパトラ、色んな美容アイテム使いすぎ 笑)
その他にも、ポルトガル産の石鹸ブランドがあり、試してみたかったのですが、表面つるんとして香りが強いものが多く、そういうタイプの石鹸は、どうしても買う気になれませんでした。
でも、世界中で販売されているブランドで、とても可愛くて、素晴らしいパッケージで、勉強になりました。
海外に行くと、いつも、スーパーに寄ります。
その国の暮らしの事情がわかりやすいからです。
今回、リスボンで滞在したアパートの近くのスーパーに行ってみると、なんだかオーガニック食品がとても充実していました。
これがスタンダード!? と驚いて聞いてみると、ビオスーパーマーケットで、リスボンでもここだけということ。
なんて運がいいと思ったら、なんと!モリンガティーがいろんなフレーバーでいっぱい!
アメリカで製造されているようですが、どうしたら、こんなに安く出せるかなぁ・・・と不思議になってしまいます。
海外は、大腸菌、一般生菌についての基準が緩いし、あまり気にしないから、未殺菌でその分コストが低いにしても、船便で大量輸入で輸送コストや、製造コストを落としても、モリンガ自体の原料コストなんて下限があるし・・・
自社の製造工場があって、これだけ広い販路があれば、大丈夫なのかなぁ・・・
でも、ガーナの生産者だってこんな値段で出せないからな・・・と、職業病ですが、素直に商品を楽しめず、そんなことばかり気になってしまう私。
これは美味しい!って知っている組み合わせも、これ、合うの?っていう組み合わせもあったので、日本に帰ったら、ゆっくり味わってみたいと思います。