11月23日(月)に放送されたテレビ東京の「世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波乱万丈伝〜」の、東アフリカの猛暑国ジブチ共和国で働く日本人看護婦さんのお話で、栄養失調で急変した赤ちゃんに煎じて飲ませた薬草。
「え?何?まさか、モリンガじゃないの?」って観ていたら、その通り、モリンガでした!!
葉も映し出していて、栄養価満点の「薬草」と、あそこまで紹介して薬草の正体を明かしていませんでしたが、あの丸い可愛らしい葉、間違いなくモリンガです。
スポンサーに、健康食品会社でもいたのかな?と思ってしまいます。流れとして、名前を出さないのが不自然なほど、名前を伏せられていました。
知る人ぞ知る、これ以上のスーパーフードはないぐらいのスーパーフード、モリンガ。
地球上で最も栄養価の高い植物と言われています。
栄養が豊富なモリンガは、アフリカでは、お母さんが母乳の出を改善させるために、食事に入れて摂ったりもします。
あの平気で50度になる、降水量も少ない、見るからに痩せた土でも育つあの生命力。
改めて、やっぱりすごいなあ、モリンガと驚嘆してしまいました。
彼女が病院の裏庭で植え始めたということで、あの生育度だとまだ1年未満の若い木のように見えましたが、順調に育っているようですし、やはり現地の土地に根づくものでないと、恒常的に利用できないので、素晴らしい選択をされたなと思いました。
国連も植林を推奨している木です。
ジブチ共和国の子供達は、ビタミンAやタンパク質不足、要するに栄養失調に悩んでいるということでしたが、モリンガには、ケールの2倍以上のプロテインを始め、ほうれん草の13倍のビタミンAが、オレンジの7倍のビタミンCが、卵の96倍のビタミンEが、豚肉の4倍のビタミンB1が、まいわしの50倍のビタミンB2、そして、鉄分、ポリフェノール・・・数え切れないほどの栄養素がぎっしり詰まっています。
その後、あの瀕死の赤ちゃんが回復してきたという話を聞いて、思わず、「もっとモリンガ植えて食べさせて!」とテレビを観ながら叫んでしまいました(笑)
食料自給率3%、ほとんどの食料をエチオピアやソマリアから輸入しているというジブチ共和国の痩せた厳しい環境でも育つモリンガ。
栄養のある植物が育たない場所で、一植物であれだけの栄養素を持つ植物が育つようにできているというのは、自然というのは、人間の思惑を超えたところで上手くバランスをとっているのだなと思ってしまいます。
既に、欧米では、スーパーフードとして注目され始めているモリンガ。
注目されるのは良いのですが、同時に、それにより、モリンガの市場価格の上昇と、供給源が懸念されています。
高値で買い付けるところへものは流れてしまいますから、現地の人への供給が絶たれることのないようにしなければなりません。
ああやって実際にモリンガの恵みによって助かる現地の人、特に小さな子供の様子を見ると、現在、サプライヤーが行っている植林活動を、私ももっと手助けしていけるようにしていきたいなと思いました。
JUJUBODYの事業をもっと成長させなくては!