久しぶりのアクラ。コトカ空港は、パスポートコントロールエリアが綺麗に改装されて2倍の大きさになっていた。
暑い。暑いのはわかっていたが、暑い。
電力事情は改善したが、なんでもポストペイドから、プリペイドへ移行しているらしく、プリペイドカードで電力を買う購入者が増え、最近では、2,3箇所エージェントを回らないと、電力が購入できないらしい。
一方で、毎月200セディ($50) かかるボーダフォンのブロードバンドは、これまで安定したインターネット環境を提供してくれていたが、利用者増加でネットワークに負担がかかっているのかなんなのかわからないが、とても不安定になっている。まともに使えたもんじゃない。携帯電話のデータを使うと高い上に不安定だし・・・
常に、何かしら問題がある。
とりあえず、涼みたいと、2014年末に完成したCape Coast Highwayの途中にある、ウェストヒルズモールに初めて行ってみた。
ガーナで一番大きなショッピングモール。西アフリカでも完成時点では一番大きいショッピングモールらしい。
まだ、建設中のときに、何度かこの道を通り、街が拡大しているなと思ったものだ。
丘の上にも家が建っている。結構大きな家ばかりだが、舗装は追いついていない。
ウエストヒルズモールは、新しい分、アクラモールよりモダンな雰囲気で、大きくした感じで、なかなか綺麗。
映画館に、レストラン、大型のディスカウントストアやスーパー、woodin (アフリカンファブリックのお店)など、同じようなお店が入っている他、新しい衣料品店なども入っている。レゴやMACなど馴染みのあるお店も。
エントランス前には、特設の子供の遊び場もあり、大きなビニールの滑り台や汽車など、先進国顔負けのクオリティーの楽しそうな遊戯がたくさんあって感心した。
でも、炎天下のせいか、それほど多くの子供たちが遊んでいるわけではなかった。
空港に近いアクラモールに比べ、客足は比べ物にならないほど少ない。
驚いたのが、モール内にドバイの不動産投資の勧誘ブースがでていたことだ。ドバイからセールスマンもわざわざこのイベントのために来ているという。
思わず、「こんな高級物件、ガーナで買える人いるの?」と聞くと、「うん、もちろんいるよ」
あるところには、お金があるのかなぁ・・・
狐につままれたような気分のまま、喉を潤しに、カフェへ。
レジはiPodと連結させて近代的。カフェは、外国人の利用が多いが、ガーナ人の姿も。スムージーが17セディ($4.3)と、一食分だから誰もが気軽に利用できる場所ではない。
モールに来るまでの交通費だってバカにならないから、一生こういう場所に来ることがなく終わる人もいれば、ドバイに不動産を買うような人がいるんだよなあ・・・
でも、決して前者が不幸なわけでも、後者が決して幸福なわけでもないのだ。